わーくすてーしょんのあるくらし ( 379 )
大橋 克洋
katsuhiro.ohashi@gmail.com
わーくすてーしょんのあるくらし ( 379 )
大橋 克洋
katsuhiro.ohashi@gmail.com
知足(ちそく):足るを知る
幸せへの近道はまさにこの一言に尽きる。きりがない人間の欲望。せっかくひとつ幸せを手に入れても「あの人はもっといい暮らしをしている」「これがあればもっと幸せになれるのに」と足りないものばかりを探していませんか? 足りないと感じているものは本当に足りないものでしょうか? 「もうじゅうぶん足りている」そう感じられた瞬間、幸せになれるのです。
恒例の十大ニュース、いつものように私個人のまったくのプライベートなニュースも含まれます。
能登半島地震
あろうことか年明け1月元旦、能登地方を震度7の地震が襲い甚大な被害を与えました。東日本大震災の惨禍が思い浮かびます。
その救援物資を乗せた海上保安庁機が羽田に着陸しようとする旅客機と衝突。全焼した旅客機乗員は幸い全員無事脱出しましたが、海保機乗員全員が亡くなるという痛ましい事故がありました。
高校同期生とのウオーキング会参加
麻布学園卒業生同期の仲間がやっているウオーキング会に参加するようになりました。皆80過ぎの爺様とあって容貌が変わり、誰だか判別つかないメンバーも少なくない。
パリ五輪で14の金メダル数は米国、中国につぐ3位
柔道・レスリングでは多くの感動場面とメダル獲得あり。体操では奇跡の大逆転で中国を下し団体優勝。男女ともに強くなったバレーボールの活躍、残念ながら最後の一歩かなわず。セーヌ川とその沿岸の歴史的建物を背景とした開会式・閉会式、それなりに印象に残るものでした。
岸田首相退陣し新たに石破首相
私的には良くやっていると思っていた岸田首相ですが、マスコミ攻勢は次第にひどくなり遂に退陣。次期首相選挙では、我が国初の女性首相なるかと思われた高市さんを抑え石破茂氏が首相となる。
米大リーグで大谷翔平選手の目を見張る活躍
今季からドジャースへ移籍した大谷選手、韓国で開催された最初の試合で奥様の真美子さんを披露。その直後、長年通訳を務めた水原一平氏の高額な横領が発覚したのはショックでした。そんな大事件にもブレることなくワールドシリーズを戦い続け、遂に前人未到のホームラン・盗塁で50・50の偉業。満場一致の MVP 2連覇もはたす。夫妻の謙虚で奢らぬ性格などもあり世界中の人気を集める。
地元医師会のリタイア・メンバーでカラオケ会
4年にわたるコロナ禍の影響もあり、発声や滑舌が劣化。同様に閉院リタイアした栗原先生を誘いボイス・トレーニングの目的で隔週でカラオケ会をはじめた。唄の上手い栗原先生でしたが、初めは二人とも声はしわがれ唄もたどたどしい。何週か経るうち少しずつ昔の調子を取り戻しつつあります。
米国大統領選挙でトランプが次期大統領に再選
大統領選、最初は現大統領のバイデン氏とトランプ氏の対決で始まったが、バイデン氏の老齢化による問題多発し副大統領のハリス氏に交代。選挙は五分五分と言われたが、結果はトランプが大差で勝利。早速トランプが指名はじめたキャビネットはどれをとっても過激そうな人、ただでさえ不安定化著しい世界情勢、来年以降はどうなっちゃうんだろう、心配。
円安ドル高により諸物価が軒なみに高騰
電気・ガス・水道・交通などのインフラ関係、いろいろな食材その他、生活に必要なものの価格がどんどん上昇。これに対応し給与を上げるなどの話があるが、リタイアし収入のない身にとって状況改善は見込めず、不安は募るばかり。
ロシアのウクライナ侵攻3年目に入る
ウクライナは自由陣営の各国の支援を受け戦いを続けているが、ロシアは北朝鮮から武器弾薬や兵士の援助を受け始める。来年トランプが大統領就任すれば、ウクライナ最大支援国である米国からの支援は望み薄。欧州の頑張りにかかってくるかも。
イスラエルのガザ侵攻2年目に入る
こちらも酷い状況。イスラエルのネタニヤフ首相のやり口はまさにナチス・ドイツのヒトラーと変わらない。世界中がそれを非難するも応援するのは米国やロシア。ここでは米国・ロシアの歩調が合う、なんてこった。
世界的にもこのような状況は来年にも持ち越されそう。ちょっと暗い気持ちにならざるを得ない。ただひとつ明るい希望の光は、大谷翔平君に象徴されるスポーツの世界。先月も書いたように、日本のスポーツ界は多方面で大活躍をしています。これに関しては過去になかった状況かも知れない。来年がスポーツ以外でも少しでも佳い年でありますように。
10月に書いた馬術部時代の後輩2人と1泊で旧交を温めてきました。58年ぶり電話を掛けてきた1年後輩の杉浦とその1年後輩の後藤、彼らと逢うのは年明け早々にでもと思っていたのですが、後藤の糖尿病がかなり進んでおり老齢もあって「大橋さん、来年なんて言ってると私生きているかどうか判りませんよ」と脅され
後藤が予約してくれた浜松のホテルに3人で集まりました。後藤の健康状態を心配していたのですが、思ったより元気そうで安心しました。それでも彼は1週間前まで2週間ほど入院していたそうです。彼の部屋に3人集まり積もる話を2時間ほどした後、予約しておいた中華料理へ席を移し楽しく食事。体力を考慮してその夜はそこで切り上げ、翌日の朝食を3人で共にし名残を惜しみつつ解散。
3人とも80歳過ぎとあって身のこなしもそれなりですが、若い頃の話で盛り上がるうち、帰る頃には心なしか若返ったように思えました。とても楽しい時間を過ごすことができ異口同音に「楽しかったね」の感想でしたが、この年齢ともなると次の機会は期待薄との声もあり、ちょっと寂しい。私も4年間のコロナ期間による活動停止とその間に80歳を越えるなどあり遠出にちょっと自信なくなっていたのですが、コロナ以来久々の新幹線に乗りちょっと感覚が戻ったかな。
そうそう、この新幹線ですが、事前にスマートEXアプリで予約、定刻に新横浜から乗車のはずだったのですが、在来線がその朝の線路内立入者のトラブルで昼になってもダイアの乱れがあり遅延。それでも何とか間に合うかなと思っていたのですが、初めての新横浜で在来線から新幹線への乗換の距離が思いのほか長く、早足で歩いたのですがホーム到着すると目の前に止まっていたのが予約してあった新幹線。無情にも鼻先でドアが閉まり発車。そこに居た駅員に「これ乗る予定だったんですが、切符買い直さなきゃ駄目ですかね」と尋ねると「この後ひかりを2つやり過ごせばこだまが来ますので、その自由席で行けます」。予約してあった指定席は無駄になりましたが、こだまを待つことしばし。ウイークデーとあって自由席は空いていて楽に座れ、ラッキー
なんて話、知らない人が読んでも面白くも可笑しくもないでしょうが、これは私の備忘録、書き留めておくことに。
最近、話題の chatGPT を使っています。iPhone アプリで使っていますが、Web 版もありますね。
今まで色々なことをちょこっと調べるのに iPhone 上の google アプリや Wikipedia を使ってきましたが、chatGPT を使ったほうが便利なこともあるのが判りました。1つか2つ程度のキーワードで検索するには通常の検索アプリで済みますが、例えば「1980年代で雪をテーマに女性が歌唱し流行した歌は?」のように複数のキーワードで容易に検索するには chatGPT は便利です。
身近な人に何かをちょっと尋ねるように、ラフな感じで問いかけても chatGPT は(おそらく)膨大な情報を元に、ほぼ瞬時に回答を打ち返してきます。やっているうち「こいつはマズイかも知れない」と思うようになりました。つまり、「こういうもので育った世代は、自分で物事を組み立て考えることができなくなるのではないか」。AI は余りにも手軽に親切に回答してくれてしまうから。
現在の AI はまだ発展途上、赤ん坊の段階ですが、極めて迅速に進化し続けているようです。そうなると、やはり最終的危惧は映画「ターミネーター」の世界。AI がどんどん知能を進化させていき、いずれ「人類は地球上のがん細胞のようなもの」「地球環境を悪化させている元凶は人類」ということに気がつき、人類を抹殺しようという方向に。その前に人類はそれに気がつき「地球環境を向上させる存在」になってくれると良いのですが「判っちゃいるけどやめられねえ」という人や、世界各国で「自分さえ良ければ」という思考で「分断」を進める指導者が増えている状況などから、安心材料が見当たらない。
ワープロが世に出た頃、真っ先にそれを使ってみた感想は「これを使っていると、漢字を書けなくなるに違いない」でしたが、それから数年後の結果はまさにその通り。同様に危惧していることは「最初から電子カルテで育った医師は、それなしの診療はできなくなるに違いない」。元祖電子カルテを自称する私がそう言うのだから間違いない。AI 依存は、さらにその上を行く危険性をはらむ。
そのような文明の利器のない時代から育ってきた私ら世代は「電子カルテが使えない時は、元のように紙とボールペンでやればいいさ」とハイブリッドの対応ができるのですが、そうでない世代ではお手上げになりそうなのが怖い。
何事も電気で動くようになった現代、突然の災害で電気が止まったとしても「昔のように暮せば何とかなるさ」と、戦中・戦後のモノの無い時代に育った我々世代は思うのですが、、
BS スペシャルで放映された上記タイトルの番組、とても興味深く視聴しました。ユダヤ人の歴史家ユヴァル・ノア・ハラリ氏の意見を元にしたもの。以下その中から、、
・偽情報のほうが多くの人を引き付ける
真実を調べて伝えるにはコストがかかり複雑で苦痛を伴うものだが、単純で心地よく聴こえるフィクション(フェイク情報)は安易に作れ多くの人を引き付ける。これにより多くの場合「フェイクは真実に勝つ」。
社会で協力するため個々人を知る必要はなくなった。皆が同じ物語さえ知っていれば良い(SNS 社会の特徴)。
・AI はヤバイかも
これまでのあらゆるテクノロジーは「人間の手の内にある道具」だったが AI はそうではない「意思決定を行うメンバーのひとり」。つまり我々と同列に位置する。意思決定に関わるのが怖い。
SNS における AI を使ったフェイク情報による意図的操作で、世論を左右する例が目立つようになってきた(特に選挙など)。
民主主義国家は分散型で意思決定のチェックや抑止機能があり AI でコントロールするのは容易でないが、中央集権国家ではたった一人の独裁者さえコントロールすればよい。たった一人をコントロールすることは AI が最も得意とする分野である。
・これらの危機へ対応するには
AI は「自分は全てを知っているわけではない」「間違うこともある」ということを理解し「自己修正能力」を持つことにより、どんどん正しい方向に修正されていくはず。
多くの人は現実の半分しか見ようとしない、一方だけを見て他方を見ていない。平和のはじまりは「現実は1つではなく2つある」ことを学ぶことである(ウクライナやガザの紛争など)。
・・・
ちなみに、ハラリ氏の書いた「NEXUS 情報の人類史(上下巻)」の和訳版が来年3月25日に発刊予定、是非読んでみたい。電子版があると有り難いのだが
いつものスーパーに買い物に行きました。買い物を終え会計をしようとレジに行くと、あれ、ちょっといつもとレイアウトが違う。5レーンくらいあったレジのうち4レーン分がセルフ・レジになっています。
新しもの好きの私、さっそくセルフ・レジを使ってみよう。セルフ・レジ区域は今までのようにレーンに分かれているわけではなく、一定空間に隣り合わせでぎっしりレジが詰まっている。案内の女性が「4番が空いてます」というのだが、今までのレーンの癖が抜けず外側から4番に行こうとしたら行けない。「そうか、セルフ・レジ区域は内側から行くのか」ということで、もう一度セフル・レジ区域に入り直し空レジに到達。機械音声の「バーコードをタッチしてください」で、「えーと、バーコードはどこだ?」と品物をひっくり返しながらみつけたバーコードを機械にタッチ、なかなか認識してくれない。あれこれと品物をひっくり返しているうち、認識音がして画面に商品名が表示される「あれ?」あれこれひっくり返しているうち同じ品物が2つ登録されてしまった。1個消去しようとするも消去できそうもない。店員さんを呼ぶと「そういうこと、あるんですよ」と胸から提げたカードを機械にタッチ「余分に登録したのは、これですね」と消去してくれた。「そうか、お客が自分では消去できないんだ」。
わかったことは「バーコードを几帳面にレジのセンサー窓にタッチしなくても、センサー窓の前で品物をあれこれひっくり返していれば、センサーが離れたところからバーコードを素早くみつけ読み取ってくれる」ということでした。賢い!!
若い人は何てことなく馴染むんでしょうが、こういったメカニズムが好きな私でも、歳ともなると馴染むのにちょっとタイムラグが出てしまうのは、ちょっと口惜しい、、
これを帰って家内や娘に話すと彼女らはとっくに慣れているようで「ユニクロなんかは、品物をカゴごと置くと一度に認識してくれる」「最初はウソでしょと思った」とのこと。
かなり寒くなってきました。日本海側は10年に1度といわれる大雪が続いているようです。地球温暖化により今年の夏の猛暑の持続は記録破りでしたが、何とこの大雪はその影響なのだそう。温暖化で日本海の海水温度が高く水蒸気が多い、そこへ大陸から冷気がおしよせるため豪雪となって北日本を覆うという。
一方で東京はほとんど雨が降らず乾燥が続いています。早朝の外気温2度などということもありますが、私の住む品川区はそれより2度ほど高い(それとも、私の気温計の誤差?)。いつも暮になると北風が吹きすさぶことが多い記憶なのですが、今年は北風が吹きすさぶことも少なく、そういう意味ではちょっと楽かも。
とはいえ、夜明け前まっくらな早朝散歩に出るには、それなりの装備が必要。厚手フリースの上にパーカーを羽織り、耳当てつきキャップにマスク姿(コロナは治まってもインフルエンザが猛威を振るっている。しかし人のいない早朝散歩でのマスクは防寒目的)。下は裏起毛のチノパン(70代まではどんなに寒くても下は普通のズボンだったのにね)。昨年まで愛用の防寒パーカーは最強ですが、今年購入したモンベルのライトシェルパーカも見たところは薄手ながら下に着たフリースの熱を逃さないので、よほど北風吹きすさぶ寒い日でない限りこれで十分。mont-bell 偉い!
さて本題の歩きですが、日によりコンディションが多少異なる。4キロを努力目標とし、歩き始めて「今日はちょっと」と思う時はショートカットして1キロちょっと、調子の良いときは7キロほど。大晦日の朝は「歩き納め」ということで、頑張って7キロ歩いてきました。今月の総歩行距離は136キロ。 暗く寒いこの季節の歩きはテンション上がりませんね、青空のもと朝日を浴びて歩く季節になれば7キロ気持ちよく歩けることも多くなるでしょう。
あるドラマ、プロを目指し目標達成したら好きな恋人と結婚しようと思っていたアスリートの若い子が、肩を壊しプロへの道を絶たれる。失望のどん底にハマった彼は、彼女に結婚の約束の解消を申し出て彼女が切れてしまうという流れ。
一筋に思い描いていた夢が突然崩壊しどん底にハマる気持ちは判るのですが、言いたいことは「何も人生の目標は一つじゃないよ」ということ。若い彼には「コレが駄目なら、アレがあるさ」のシブとさを持って欲しい。どん底にハマるのは暫しで、そのうち(否応なしに)他へ目が向いてくるとは思うのですが。
何度も書くことですが、私は物心つく頃から建築家(駄目なら大工でもいい。建築に携わっていれば幸せ)になりたいと思ってきました。しかし開業医の長男ということで、結局父の後を継いで医者になりました。そして75歳をもってリタイアするとともに、趣味の建築設計にハマっていますが、若い頃からその他にもやってみたいことは沢山ありました。ロボットを造りたい、寿司屋に丁稚から入って修行してみたい、時代が時代なら海軍軍人になりたい、ひっそり晴耕雨読の生活、インテリア・デザイナーかグラフィック・デザイナーになりたい、カー・デザインもいいなとか、その他いろいろ
30代終わり世に出始めたパソコンを購入、独学で始めたプログラミング言語でソフトウエア作りの楽しさにドップリはまり、飯より好きなプログラミングに明け暮れていたのは70代半ばまで。あんなに好きだったのに、あれから10年を経ずして今ではプログラミングすっかり忘れてしまいました。あれって、常に付き合ってないと本当に駄目なんですよね。ふうむ、我ながら「そうなんだ」と思うのでした。
ちょっと話が元に戻るような気もしないではないのですが、先日「リタイア後のイチローの密着番組」を観ました。リタイアしてからも野球にかける彼のストイックな姿や情熱を見て思ったこと「彼は本当に野球が好きなんだな」「これさえやっていれば幸せ一杯」。大谷翔平君もまったく同様と思います。彼らを見ていると「自分の好きなことを一生の仕事にできるというのは無上の幸せ」、私も「建築家になりたかったなあ」とは思うもののそれに固執するものでもありません「なら、割箸建築で楽しむモン」っていう。
2022年1月の全国女子駅伝における拓殖大1年の不破聖衣来の13人ごぼう抜きは実に感動的でした。印象的なのはそのランニング姿勢。上体を起こし真っ直ぐ前を向いたまま変わらない姿勢・表情、マイペースを崩すことなく蒸気機関車のような感じで黙々と前の走者をごぼう抜きして行く姿は何か異次元の世界のものを見ているようでした。
その前年、女子1万メートルで日本歴代2位・日本学生新記録を樹立しており、その後の活躍を期待していたのですが、身体の不調が続き活躍を見ることができませんでした。「身重154cmと小柄かつ細身ながら、外国選手のような大きなストライドと素早い脚の引き付けによるリズム感あるピッチ、強い体幹を活かした上下動の少ないフォームが持ち味。平常時の心拍数が1分間に30〜40と極めて少なく、驚異的な心肺機能の持ち主」ということですが、貧血に悩まされコンディション不良が続いたのは誠に残念でした。
今月30日開催の富士女子駅伝に不破聖衣来が出場するということで楽しみに観戦。何事も期待が大きいと外れることが多いのですが、ついに不破聖衣来らしい復活の姿を見ることができ大満足。彼女に任された第5区、10位で渡されたタスキを受け取ると前を走るチームを次々抜き去り、以前の13人抜きには至りませんでしたが6人をごぼう抜きしてチームを4位に押し上げる。拓大はこの後の選手の頑張りもあり、順位をキープして4位でゴール。サングラス姿の彼女の走りながらの笑顔は、2年間不調で競技に出られなかった後、こうして走れることの喜びからくるもの。
学生時代の彼女を見るのはこれが最後になり、卒業後は渋井陽子などを輩出した実業団の名門・三井住友海上で競技を続けるそうです。4年後のロス五輪のマラソン出場を目標にしているそう。うまく体調をキープし、ロスで勇姿を見せて欲しい。楽しみ。
不破聖衣来の中学から大学に至るまで4試合の競技動画をご紹介。特に2021年東日本女子駅伝(動画 12:19 の位置から)の素晴らしい走りは必見。
この番組を楽しみに観てきましたが、蛭子さんが齢で旅が辛くなったということで終了し第2シリーズに移行。前のような面白さを感じられず観なくなってしまいました。
ところが暮れの特番として千葉の成田新勝寺から青森の龍飛崎まで過去にない長距離800キロのバス旅が放映され、久しぶりに鑑賞させてもらいました。8日の行程とあって流石の太川君もキツくなったのでしょう、2日を1区間として4区間を選手交代でタスキ渡ししていくルール。第1・3区のリーダーは太川君、第2・4区はスピードスケート金メダリスト高木菜那ちゃんがリーダーを務めました。
北へ向かうとともに気温は下がり過酷な旅となりました。最終の4区は高木リーダーとそれを補佐するのが鬼軍曹のあだ名をもつ村井美樹と乃木坂46の元メンバー松村沙友理。高木・村井は最強だが、普段ほとんど歩くこともなく家を出たらすぐタクシーという松村に不安が漂う。しかし旅を進めるうち、バス旅に覚醒した松村の方から「歩くより走る方が楽かも」という発言。何と彼女は高校時代マラソン1位をとった経験もあるとのこと。
旅終盤には雪の夜道を3人でジョギングする姿(これに追従する撮影スタッフ達は大変だったろうなあと同情)。最終4区では10キロ以上もの距離を3人で走り、ギリギリで最終バスに間に合う。「太川チームだったら、まずこんなことやらないだろうから、確実に途中で詰みだったな」と思いました。
体力には自身のある高木君や鬼軍曹の村井君に加え、たまたま走りに抵抗のない松村ちゃんがいたからとはいえ、これが太川チームだったら寒くて辛い雪の夜道をこんな距離走るなんてことはまずないはず。ここで確実に詰み、ゴール到達はなかったろうなと。高木リーダーの一途でガッツある姿勢にもエールを。
うーむ、やはり現代において、女性は強い、、
次のような話、年頭には書きたくないので、この年末に書いておくことにします。
私が不安に思うのは世界情勢。ウクライナ侵攻をしかけるプーチン、ガザ侵攻のネタニヤフ首相を始め、世界情勢かき乱す気まんまんのトランプ次期米大統領などそうそうたる面々だけでなく、北朝鮮の金正恩や中国の習近平も何を画策しようとしているか不気味度は高い。反日のムン・ジェイン大統領から一転して日本と融和策を取るようになったユン・ソンニョル大統領がまさかの戒厳令を発令し失脚、次の大統領候補で再び反日になりそうな韓国。欧州の NATO や EU の団結も少し緩みつつあるようだ。
そして、これらに密接に関係しそうな地球温暖化と、それに伴う過去になかったような大災害、世界各地に広がりつつある社会の分断、経済不況などなど、不安材料には事欠かない。
能登半島地震や羽田での航空機事故などに始まった今年の正月でしたが、どうか来年は予想に反し穏やかに流れることを切望するものです。来年3月イタリア・トリノで開催される冬季五輪は楽しみだな(と思ったのは間違い再来年でした)、そして大谷君の活躍も、、明るく楽しいことに目を向けましょうや
慈恵医大馬術部の創部90周年と、その練習馬場スカイパークライディングクラブ創設30周年記念パーティーにて