わーくすてーしょんのあるくらし ( 385 )
大橋 克洋
katsuhiro.ohashi@gmail.com
わーくすてーしょんのあるくらし ( 385 )
大橋 克洋
katsuhiro.ohashi@gmail.com
近所の路地で見つけた景色
まるで南ヨーロッパの建物みたい
生涯を振り返ってみると「本当に良い時代に生きてきたなあ」と思うものです。
・まず本当の意味での戦争体験をしていない。太平洋戦争が始まって3ヶ月の1942年3月誕生、1945年8月終戦になるまで両親や祖父母達と疎開生活でしたが、まだ小さかったので戦争体験の記憶は余りありません。それから現在まで日本は平和の中に過ぎてきました(実体験の記憶はないながら、戦争を実体験した人々の話を身近に聴いたり読んだりする機会が多かったことから、実感をもって感じている世代ではあります)。
・色々なことが変革・進化するさなかにあった。一面焼け野原からタワマン始め多くの高層建築に囲まれた景色へ。ラジオの時代からテレビそしてインターネットの時代へ。大学1年夏の合宿行きで乗った東北本線は真っ黒な煙もくもくの SL。その冬には電化され、最後の SL 体験でした。戦争直後のチャチイ車がちらほら走る景色から最新の車が街に溢れ、世界に誇る自動車産業の国へ。などなど、社会の著しく変貌する流れの中にいました。
初めて自分のものとなったトヨタ・パブリカ、ボンネットを開けると空冷水平2気筒700c cの可愛いエンジンがちんまり鎮座、それを囲む補機類を含めてもエンジンルーム内はがらがら。点火タイミング調整、サスペンションやハンドル交換その他、自分で車に手を入れることが容易にできました。それから25年ほどして購入した車のボンネットを開けると、中は銀色に輝くエンジンと補機類でびっしり「こりゃあ、手をつけるもんじゃない」バタンとボンネットを閉めることとなりました。
この世に出現したばかりのパーソナルコンピュータPET2001、筐体の中はガランとして簡素なボードが1枚と電源くらい。独学で初めて取り組んだ BASIC によるプログラミングに始まり、UCSD Pascal, C 言語、Objective-C、PHP や JavaScript など変遷を重ねながら自分でアプリを書いてきました。このようにコンピュータ初期の頃から段階を踏んできたので全体を理解することが容易でしたが、現在の高度に進化したハード・ソフトにいきなりとっつこうとしても、そのハードルはかなり高いものとなっています。
その他、諸々ありますが、私の生きてきた時代は、生活を取り巻く色々なものが原始的段階から少しずつ進化してきた時代。しかも、これだけ多くの変化が同時並行的に進んだことは、過去にも無かったことと思います。雨後の筍のように乱立したビル群に囲まれた都会の風景など、地球始まって以来の変化がこの半世紀の間に起こっています。しかも自分の場合、常に平和の中にあって「本当に幸せな時代に生きてきたなあ」と実感するものです。
いつもの林試の森を早朝散歩、歩き慣れた道を曲がろうとした時、頭上の樹の上のカラスの声がやかましい「そういえば、カラスに用心の季節、6月初旬だな」と思った瞬間、いきなり後頭部をカラスにド突かれた。羽音もなく降下してきたと思ったのだが、後から考えるとイヤホンで音楽聴きながらだったので気付かなかったのかも知れない。イヤホンも自動車の音に気付くよう音量控えめ、オープンイヤー:耳穴を塞がないタイプだったのだが。そこは朝の散歩の人達が少なからず通る場所だったので、カラスにド突かれる人は他にも大勢いたに違いない。公園事務所にクレームが入ってカラスの巣は早々と撤去されるかも、と考えながら公園を出た。
それから1週間もしないうち、そこを通るとカラス襲撃の気配はなかった。子育ての季節にカラスが人間を襲うのは、ほんの1週間もない期間ということを読んだことがある。以前のようにカラスたちの声が公園内に響き渡ることもなかったことから考えても、もうその時期を過ぎたのかも知れない。
以前も書いたが、10年ほど前、早朝散歩に出て自宅近くの歩道で頭上のカラスの警告音を気にもせず歩いていたところ、やはり後頭部をド突かれたことがある。あの頃は無帽だったので後頭部皮膚に軽い爪痕の傷が残ったが、今回はキャップの上からだったので問題なし。
木村拓哉も道路で何かをひきづっているカラスを見つけ近寄ったところ、いきなり不穏に飛び回りはじめ側頭部をド突かれて猛烈にムカっときたが、飛び回るカラスに反撃するわけにもいかず、とてもやるせない気持ちになったとか、、
マンションのベランダに鳩が営巣し、卵を産みにやってくる季節でもあるな。巣を作られないよう気をつけなくちゃ、、と思ったのですが、考えてみると道では鳩を見かけても以前のようにこの季節頻繁に鳩の声が聞こえたりベランダに偵察にやってくることがない。何か鳩をめぐる環境が大きく変わったようだ。
6月5日(米国時間)私のもっとも尊敬するソフトウエア・エンジニアであった ビル・アトキンソンが亡くなりました(享年74歳。昨年10月、膵臓癌が発見された時すでに切除不能だった)。
彼は初代 Macintosh のシステム開発に携わり、当時の「文字しか表現できなかったパソコン」を画期的に変えた「グラフィック画面」を表示するグラフィック・ルーチン QuickDraw を開発。初代 Mac のウリ MacPaint を開発しました。彼が Lisa 用に開発したウインドウマネージャー、イベントマネージャー、メニューマネージャー、プルダウンメニューなどは同僚のアンディー・ハーツフィールドが Macintosh に移植。アトキンソン由来プログラムは初代 Macintosh の ROM の3分の2近くを占めたそうです。
これらグラフィック・ツールの多くは既にゼロックス社のパロアルト研究所で開発されており、それを見学し感激した Steve Jobs が一般向けパーソナルコンピュータとして結実させました。後に Jobs はゼロックスから技術者を引き抜きますが、おそらくアトキンソンはゼロックスのグラフィック機能を見て、それと同様のものを独自開発したのだろうと思います。
そして私がアトキンソンを尊敬するに至るのは、彼の HyperCard というソフトウエア。詳細を述べると非常に長くなり省きますが、それまで存在しなかった画期的ソフトウエアでした。Web の何年も前にその概念を実現したものですがインターネット出現前のことですので、あくまで Mac 内の世界で動くもの。HyperCard がインターネット対応に進化していたなら、これは最強のソフトウエアとなり多方面の作業をこなすことができたでしょう(まあ現在の、進化した Web ではそれができていますが)。アトキンソンは Apple 社をやめて写真家になってしまいました。がっかりでしたが、よく考えれば「それはアリだよな」ごく短期間にあの凄い成果で燃え尽きてしまったんですよね、きっと。40年近くソフトウエア開発に没頭のめり込んでいた私も、医業をリタイアしてからは「割箸建築家」になってしまいましたしね。こうして転身した先でも、楽しくやっていたんだと思います。
シンガポールの国土面積は東京23区と同じくらいで非常に狭い都市国家。鉱物資源・水資源に恵まれず、農耕地も広くとれない。しかし GDP は日本より高い先進国、その独自の成長戦略にいたく感動しました。日本も見習うべきことが多すぎる。
・国是は「みんな仲良く」
国民の4分の3は中国系ですが、政策は中国系だけに偏ることなく、マレー系、インド系を平等に扱います。中国語・マレー語・タミル語・英語のすべてを公用語に制定し、エコヒイキしない。「みんな仲良く」を国是としたため、民族対立がほとんどなく非常に政情が安定しています。
・資源の乏しさへの対応
国土が狭いので鉱物資源は見込めないが、周りにはインドネシア・マレーシア・ブルネイといった産油国があります。そこで原油を輸入し石油製品に加工して輸出するという加工貿易に特化しました。また低い税率や税制上の優遇措置もあり、外国企業の誘致に大いに効果がありました。
・「人間」が資源
スウェーデンもそうですが、人口の少ない国の経済成長において、人材育成は最優先課題。それゆえ「みんな仲良く」の国是で政情が安定、観光業・金融業が発達し、大きな経済成長を遂げました。
日本ではこれに加え「食物の自国供給」に向かうべき。世界情勢の変動大きいなか、いつ輸入がストップしてもまったく不思議ではありません。鎖国中の日本は国内ですべて賄ってきました。そこまで戻るのは極論としても「日本の安全保障」は軍備だけではない。
「人類はなぜ総人口80億にいたるまで繁栄したのか」という命題に対する特集番組で語られたこと
「敵対性」の高い性質を保っていた狼は絶滅に向かったが、家畜化して「友好性」の高まった犬は人類とともに繁栄している。人間にあっても、敵対性の高い種族は個人間の闘争や他種族との戦争などにより傷つき数を減らしていく一方で、友好性の高い種族は外敵や自然災害などに際しても互いに助け合い知恵を出し合って種を保存していく、生殖能力も高くなる。
このようにして人類も友好性の高いものが生き残ってきたと思われる。過密都市で暮らせるのは人間が極めて友好的な種だから。他者の考えや感情を読み取れるため、文化や芸術・技術を急速に発展させてきました。満員電車や渋滞した道路で苛立つ人もいますが、多くは秩序に従い喧嘩になることも余りありません。私たちが成功したのは、協力する能力や初対面の人ともうまくやっていく能力があるからです。
そこで考えたこと。インバウンドで世界からの観光客が増加しつつある日本、日本国民は礼儀正しく規則をよく守り、街は清潔に保たれ、美味しい食べ物が沢山など聴かれます。そういうことから見ると日本は、世界的にも友好性の高い国民と言って良いかと思いますが、それでも人口は減少の一途を辿っています。これにはまた別の要素を考える必要があるのでしょうね。
現在、世界は色々な地区で戦争に発展しつつあります。ロシアのウクライナ侵攻にはじまり、イスラエルのガザ地区への攻撃・イランへの攻撃。インドとパキスタンの軍事行動もありました。中国の台湾に対する攻撃も非常に危ぶまれ、核をはじめ軍備拡張に励む北朝鮮など、世界の不安定要素は極めて高くなっています。この調子では第3次大戦突入も心配される。攻撃的性格のロシア・イスラエル・中国・北朝鮮など、いずれは下降曲線をたどるのかも知れませんがまだまだ先になりそう。早く揺り戻しがきて、世界がシンガポールのような考えにまとまってくれることを願うものです。
そろそろ暑くなってきます。猛暑の中、街を歩いていても街路樹の日陰の多い地域や緑生い茂る地域に入ると、スッと涼しくなります。気温が2、3度下がる感じ。地球温暖化への対応や綺麗な空気を増やすことなどから、地域には豊かな緑が必要と強く思ってきました。
これは、人間の心理・メンタルヘルスにも強く影響する例 が挙がっていました。銃犯罪多発に悩むアメリカでは、犯罪者による銃撃だけでなく警察官による銃撃も深刻な社会問題。香港大学の研究チームはランドサット衛星画像から地域の緑度レベルを割出し、警察による致死的な銃撃頻度を比較した結果「地域の緑の多さが警察官による致死的銃撃の頻度の減少に関連する」一貫したパターンが明らかになったそうです。これは極端な例としても、緑の多さが人間の心理を和ませるという効果は確実にあるでしょうね。
散歩をしていると、ほんの数日前まで住宅があった所がいつの間にか広い更地になっていることが頻繁にあります。地域の老齢化が進み世代交代が激しいこと、最近は重機を使いほんの2、3日で綺麗に更地にできることなどが関連しているのでしょう。高齢世帯がなくなっても後継者がないという問題も少なくないことを聞きます。行政はそのような所をまとめるなどして、地域に豊かな緑地を作るよう努力すべき。もちろん容易なことではなく、いろいろややこしいこと困難なことはあるでしょうが。以前も書きましたが、現在でも緑あふれるフランスのパリの行政は、もっと緑を増やしたいと思っているそうです。
豊かな緑あふれる外国の都市などを見ていると「ああいうところに住みたいなあ」と心から思います。そのような街は日本にもない訳ではありませんが、、
愛用している web ブラウザー:google Chrome に chatGPT を直結で使える機能がつき便利してますが、まだコイツの言うことを全面的に信じてはいけませんね。
このコラムを書いていて「えーと TOYOTA PUBLICA のエンジン排気量は正確には何 CC だっけ」と思い chatGPT に聞いてみると「初代パブリカ(1961−1965)は1000CC」だと。「そんな馬鹿な」と思い wikipedia で確認すると「初代は1961−1969年でエンジン排気量は700CC」でした。「コイツ、どこをどう調べて、こんな答え出したんだ」と思いましたが、chatGPT まだ赤ちゃんだから仕方ないか。無料版だしね。
1987年1月このコラム 初回で「FAX など導入しても、いずれメールに変わるはずだが、とりあえず FAX を導入することにした」と書きました。あれから40年近くを経ても、日本ではまだ FAX に固執する人が少なくないようです。他の国では FAX など使っているところはもう珍しくなっているのに
そんなことで、もう何年も前からこのコラムで「もう FAX はやめよう」と書いてきました。
20年以上前に医師会役員をやっていた頃、医師会員の連絡効率化のため FAX 普及をはかったことがありますが、それは容易なことではありませんでした「今どきは街の小さな商店でさえ FAX を導入し省力化しているんですよ」と言っても、こちらを向いてくれない。私の説得力のなさもさることながら。
お医者さんというのは長年手慣れたものから、なかなか離れたがらない習性があります。長年の修行で身につけ安全確認したものを手放したがらない習性は「安全な医療」につながるもので悪いことではありません。そうして何年にもわたる医師会役員たちの努力により、ようやく医師会にも FAX が普及するに至ったのですが、今度は「それを手放さない」。「もう FAX でなく、メールを使った方がずっと効率化される時代」と言っても、なかなか、、
それから何年も経て、ようやく地区医師会の連絡にもメールが動き始めましたが、まだ FAX を手放さない会員もありハイブリッドの状況。地元医師会の元役員でやってきた10名足らずの飲み会の連絡にもメールが使えず不便で仕方ありませんでしたが、ようやく昨年あたりから全員メールで連絡できるようになり、ようやく楽になりました。
私が書類などを送るには、iPhone カメラでパチリ、写真をそのままメールに添付し送信。手間も時間もかからず、届いた書類は FAXより格段に鮮明
FAX 廃止すべき理由について、とても判り易く述べたものを見つけましたので、要約しておきます。
問)文科省は FAX 廃止の方向で動いています。なぜ便利な FAX を廃止しなければいけないのですか
答)林修流に「データが示す教育現場のFAX廃止論」を述べてみます。みなさん、ちょっと考えてみてください。
2025年になっても日本では FAX を使っている学校が77.1%、押印必要な書類が92.7%、紙での提出が必要は95.3%。ほぼ全部の学校が昭和のまま止まってるんです。
実はこれ大問題
でも「FAXって便利じゃない?」って思ってる人、この「便利」ってのが曲者なんです。ある中学校で Classi っていう教育プラットフォーム導入したら、生徒の学習記録が一元管理でき、リアルタイムで個別指導できるようになった。これ FAX では絶対無理。
データで見る「便利の正体」
10ページの資料を FAX で送ると42分、メールでは3分。14倍の差がある。ある教育委員会では FAX 廃止したら、教職員の残業が15時間減った。週に3〜4時間早く帰れるってこと。「便利」どころか、めちゃめちゃ「不便」だったことが証明された。
セキュリティーが心配という勘違い
「FAXの方が安全でしょ?」っていうのも勘違い。東京都の調査では、FAX使っている学校のセキュリティ事故発生率が電子化している学校の4.2倍。FAX は暗号化されないし、誤送信も多い、第三者に見られる可能性もある。
実際、すごい成果が出ている
墨田区の学校で電子稟議システムを導入し、決済期間が5分の1になった。長野県ではAI書類審査システムで、教頭の事務作業時間が週に10時間短縮された。FAX廃止で年間132億円の経費削減できるという文科省の試算。これを教育に投資できたら。
変化を恐れちゃダメでしょ
現場の先生方が抵抗するのは分からなくもない。新しいこと覚えるのは面倒くさいし、失敗したら怖い。でも日頃、子供達に何て言ってます?「新しいことにチャレンジしよう」「失敗を恐れず頑張ろう」大人が恐れてちゃ、子供達に示しがつかないでしょ?
今やらなくていつやるの? 今でしょ
FAX廃止1日遅れるごとに、先生方の残業時間は増え続け、子供達の学習機会は奪われ続け、132億円の無駄遣いは続くんですから。教育現場のDXは、FAX廃止から始まるんです。
早朝散歩で よく訪れる林試の森、木立の中のベンチに腰をおろし一休みした後、いつもと違う経路を通ってみようと緩やかな下り坂の方へ足を向ける。階段脇のスロープを下る方が楽そうなので、そちらを下っていると雨上がりでぬるぬるした地面で滑り、あっという間もなく四つん這い。両手をベッタリ泥だらけにしただけで、膝が着いてズボンを汚すこともなかったのは誠に幸い。
しかし、転倒時の両手を着地した時の衝撃に対する感覚、さらにはそこから起き上がろうとする時の感覚が、初めて味わった老人ならではの虚弱な感覚に愕然。起き上がろうとして一瞬「ん? 四肢のどちらに力を入れ、どちらに重心を移せば良い?」なんて考えなきゃいけないって、要するに四肢の筋力がかなり減弱してるってこと。こんなこと以前なら意識することもなかったし起き上がるのも普通だったはずなのだが、腕や足に力が入ることなく苦労を感じたのには愕然。
それでも両手を地面に着いただけで強い衝撃にかろうじて耐え、膝を着くこともなかったのは、毎日やっている腕立て伏せの効果。しかし、こんなに全身の力が落ちているとは。もっと筋トレ励まなくちゃいけないってことだな、、
今月、東京は6月10日に梅雨入り、雨が降ったり止んだりとなりましたが、1週間もすると雨の降ることなく梅雨明け特有のカッと暑い気候にスイッチ。予報ではこの天候が今月一杯続く予想だが7月には梅雨前線が戻ってくるかも知れず、まだ梅雨明け宣言は出ないよし(そもそも梅雨入り・梅雨明けが正式に確定するのは、9月になってからなのだそうです)。
今年の冬は寒い日が続き、梅雨入りになっても肌寒い日々でしたが、2週間もしないうちに気候は一転。35度を超える猛暑日の地域もあり、農作業などで熱中症で亡くなるニュースも頻発。急に極端な気候変化に身体や動向が追いつかないためでしょう。今年は梅雨らしいシトシト降る雨は見られず、晴天を挟み時々降る雨があったのみでした。関東直撃の進路だった台風2号も関東上陸直前で熱帯低気圧に変わりました。風は止んでも雨は強く注意との予報でしたが、それも大したことなく過ぎました。
東京が猛暑日に近づいた熱帯夜の夜、まだ寝室に冷房を入れるには抵抗あり扇風機で凌いだのですが、暑苦しさで目が覚めました。いつもなら就寝中1度はトイレへ行くのに、全く尿意もありません。その分、汗として排出されたのかなと。しかし、この寝苦しさはちょっとヤバイかも、と起き出して水を一杯。老齢者では就寝中の熱中症にも注意、自覚症状なく発症することあり、熱中症では身体を動かせなくなることあり、ということも聞いているので。
観測史上に見ない熱暑の記録を打ち立てて6月は終わりました。7月、8月の暑さが心配。地球温暖化に対処するどころか、戦乱により熱や公害を撒き散らすロシアのプーチン大統領、イスラエルのネタニヤフ首相、地球温暖化など嘘と主張し対応を蹴飛ばす米国トランプ大統領など、温暖化は進む一方です。