わーくすてーしょんのあるくらし ( 400 )
大橋 克洋
katsuhiro.ohashi@gmail.com
わーくすてーしょんのあるくらし ( 400 )
大橋 克洋
katsuhiro.ohashi@gmail.com
慈恵医大馬術部の日本医歯薬馬場競技優勝と東日本医科学生体育大会馬術競技準優勝を祝う祝勝会、OB 会長として優勝カップに満たした美味しいビールを頂く(学生の頃味わったこの美酒の味、優勝カップで飲むビールは格別)。一人置いて右隣は私の1年上の中川さん、中川さんとは OB になってもずっと二人三脚でやってきました。
このコラムも回を重ね、今月で400回目。このコラムを IT 系(当時の感覚ではコンピュータ系)月刊誌「インフォメーション」の編集者からの依頼で書き始めてから39年目、来年には記念すべき40年目となります。毎月書いているのに年数と回数が合わないのは、月刊誌が廃刊となり自前の Web 掲載に変更した最初の頃、ちょいちょい書くのをサボっていた時代があったからです。
ちなみに、ワークステーションとは UNIX 系 OS が走り、相互にネットワークで繋がり、グラフィック・インタフェースを備えた、ソフトウエア・エンジニアなどが仕事に使うマシーンのことを言いました。現在ではパソコンはもちろん、スマートフォンでさえ当たり前の機能ですが、当時それは最も先を行く憧れのマシーンでした。
「インフォメーション」は全国誌だったので、北海道へ行った時、書店に入ると私のエッセイの載った雑誌が並んでいて、不思議な感じがしたものです。同じ感じはインターネット普及の前、東大の医療情報部へ行った時その部屋から電話回線で私の書斎のコンピュータにリモート・ログインした時も味わいました「へー、ここから自分の部屋のコンピュータを使えるんだ」。この頃コンピュータ仲間が米国へ留学し、こちらの仲間が国際電話回線で米国の彼の部屋のコンピュータにログインしたり、色々面白い感動を味わえた時代でした。性善説の限られた人だけが使い始めた時代、今のようにセキュリティーなど騒ぐ必要もない時代でした。
この頃のコンピュータ仲間は、どれも好奇心と茶目っ気・ユーモアに溢れ、前進気勢に溢れた楽しい仲間たちでした。今はどうしているんでしょう
月刊誌の編集部からのプレッシャーがなくなると人間どうしても怠け心が出てしまうわけで、思い出したように更新するしかない時期がしばらくありました。しかし、ある時から自分でプレッシャー掛けなければと思い直し、自分で自分の尻を引っ叩きながら書くうち「習慣の力は偉大なり」「継続は力なり」。現在は、さしたる苦労もなくこうして毎月欠かさず 何かしら書き続けることができています。
今年の9月は度々やってくる台風の影響もあって秋雨前線の停滞が長引き、東京では9月すべての日で雨が降ったという過去にない記録。9月の総降雨量も記録破りだったとか。お陰でいつまでも暑さの続いた昨年に比べ、今年は9月に入った途端に猛暑からは解放されたのは良かったかな
しかし、この長雨、特に台風などの影響もあり線状降水帯の発生で記録破りの降雨量となった千葉県ではアンダーパスなどで車の水没や崖崩れによる家屋倒壊、13名も亡くなっている。さらに続いて関東を襲った台風25号の大雨により、千葉県と神奈川県で再び11名を越える死者。車が水に突っ込んでいくことにより、深みにはまっていきエンスト、車から脱出できなくなって溺れるというようなことが散々ニュースになっていても、相変わらず同様の事故が続いている。水飛沫が上がり出したら「こりゃヤバいな」と、潔くバックあるいは Uターンする勇気が必要。過去に余り聞いたことのない状況は地球温暖化の影響。「地球温暖化」と「AI の脅威」が最近大きく危惧されるところ。
今月は歩術ネタがなく タイトルからは少し外れるが、最近の布袋腹を何とか解消したいと試行錯誤中。昨年あたりから糖分摂取をなるべく控えめにするよう配慮(若い頃なら すぐ燃焼し問題なくても、新陳代謝の落ちたこの年代になると余分な糖分摂取は脂肪蓄積に繋がるなど どうもよろしくないようだ)。しかし現状では布袋腹の解消に繋がっていない。
今月は雨で散歩に出られない朝が14日もあって月のほぼ半分、梅雨より長かった。1か月の歩行距離は65キロ、雨がなければ130キロは行っていたはずなのに。気持ち良く秋晴れの朝はほんの2、3日で、ほとんどが曇天か雨天(ニュースによると、東京の雨天持続は記録破りの1か月越えになっているそうだ)。歩術について さしたる進展はないが、相変わらず「弾むような歩き」を意念しつつ歩いている。まあ調子は良い方かな
なるほどねえ President online の記事 を読んで納得。以下にその要約をご紹介。日本は資源を持たない島国なのに、なぜ経済発展できたのか。日本人が勤勉で手先が器用というだけではない。それは地理的条件を見れば明らかだという
・持たざる国だが最強の立地
日本は典型的な「持たざる国」。石油・鉄鋼は出ない、国土の7割が山地で平地はごく僅か。通常なら資源のある国の属国として生きるしかないはず。日本が勝てた最大の理由は「世界で最も海運を利用しやすい国」だから。資源を持たなくとも資源を「運んでくる」「運び出す」コストが極限まで低い場所に工場を作れる。海上輸送のコストは陸上輸送より圧倒的に安価。
日本は四方を海に囲まれているだけでなく、海岸線が複雑に入り組み、日本の海岸線の総延長は3万5千メートルでアメリカ合衆国の海岸線より長い。海岸線が長いということは「天然の良港」が多いということ。東京湾・伊勢湾・大阪湾・瀬戸内海など、波が穏やかで水深が深い海岸に製鉄所・石油コンビナート・自動車工場などが林立している。
・陸上輸送コストほぼゼロに近い奇跡
日本の主要な工場の多くは岸壁に建ち、地球の裏側から運ばれてきた鉄鉱石や石炭などが巨大なタンカーで港に着き、そのままベルトコンベアで製鉄所の高炉へ。出来上がった自動車や鉄鋼製品は工場裏手からすぐ船に乗せられて海外へ出荷。
・豊富な資源を持たないための有利性
日本とは逆に豊富な資源を持つ国はどうかというと、国の統治者は安易に資源を掘って売るだけで済むため、それ以上努力をしようとしない。持つものと持たざるもの、貧富の差は激しくなり独裁政権になりやすい。これに対し資源のない国では国民全員が勤勉に努力しなければならないので、これが民主主義に向かう傾向にある。
ああ、日本に生まれてよかったね、、
と、納得したところで「メリットのあるところに、必ずデメリットもあるはず」と、、
「日本の地政学的に大きなメリットは、資源を輸入し加工し海外へ輸出するのが他国に比し圧倒的に低コスト」ということは「資源が輸入できなくなったり製品を輸出できなくなれば、途端に困ったことになる」ということ。現実に「トランプのイラン攻撃」「ホルムズ海峡の封鎖」「日本への石油輸入が妨げられる」「ガソリンや石油由来製品が逼迫」という現象が起こっている。
このような日本の弱点をよく理解し、対策を用意しておくことが重要。「石油依存をなるべく減らすため、他の自然由来エネルギー利用の開発。石油由来製品の依存を減らし代替方法を工夫」また現状では食料でも製品の製造に必要な部品類でも、かなり輸入に頼っている面がある。これらも、なるべく国産品を増やすよう育成していくことも必要と思う。輸入品に比べ多少コスト高になっても、そこはグッと歯を食いしばって乗り越える必要があるのかも知れない。
9月5日:恒例の夏祭りがスクエア荏原の広場で開催されている。よく見ると雪洞の下がった小さな舞台の周りに盆踊りの人の輪が見える。今年は例年賑やかに流されていた音楽がまったく聞こえず太鼓の響きだけ。おそらく近隣住民からの苦情での自粛なのだろう。来年は太鼓の響きも消えるのかもしれない
10年以上前にも書いたが、当時ここにあった小学校の運動会から突然音楽が消えた。近隣マンションからの苦情によるもの。聞こえてくる胸踊る運動会の音楽、徒競走や玉入れなど応援する小さな子供たちの賑やかな歓声「元気な子供たちの声が聞こえるのは良いなあ」と思っていたのに
このような風情ある生活音を煩わしい騒音と感ずることにこそ大きな違和感。かつて街に流れていた涼しげな風鈴の音なども騒音だそうだ。このように感ずる人々のほとんどが他地区から移り住んできた人と思われる。この武蔵小山地区も以前は下町情緒・人情味を残す地区だったが、マンション林立(かく言う私のところがそうなのだが)に伴い他地区から移り住む人々の方が多くなり、そのような風情は全くと言って良いほど消えてしまった
昔、甲府乗馬クラブを訪ねた折のこと。新興住宅地の真ん中に位置するが「馬場の砂埃や馬糞の匂いで周囲から苦情が絶えない」と聞いた。しかし、そもそもがこの馬場は周囲に何もない野原の真ん中にずっと前から存在していた。ある時、周囲の開発が始まり新興住宅地に、そして外部から移り住んだ居住者による苦情。ずっと以前から住んでいた先住民インディアンが、後から移住してきた西欧人たちに迫害され追い出されたのと同じパターンだ
AI が手軽に使えるようになったとのことで、最初は話題の chatGPT を iPhone にインストールし使っていました。そのうち私の弟から google の Gemini が便利と聞き、そちらを使ってみると確かに普段使いには気楽な感じで便利
ということで、Apple とともに google 好きの私としてはもっぱら Gemini を使っているわけですが、月1回 文字起こし原稿を議事録にまとめる仕事があります。これには、たまたま使ってみた chatGPT が段取りよく応えてくれたことから、ずっと chatGPT を使ってきました。
しかし「まてよ、Gemini にやらせてみたら、どんな感じだろう」とやってみました。chatGPT でやっているように質問欄に文字起こし原稿をペーストしてみましたが、すぐには議事録にしてくれません。で、「これを纏めて議事録にして」と追加発言。すると議事録にしてはくれましたが、chatGPT のように緻密なものではありません。概略を箇条書きにしただけというか、ちょっとがっかりなもの
そこで、同じ文字起こし原稿をいつものように chatGPT にペーストすると、何も指示しないのにしっかり要件整理した整然とした議事録を出してくれる。「なーるほどね、人間もそうだが、AI にも夫々得意・不得意分野があるわけね」。Gemini で便利しているので chatGPT のサブスクリプションやめようと思っていたのですが、この議事録作成があるうちは月3000円のサブスクやめられないか
ちょっとビロウな話になるがご容赦を。夜中にシクシク腹痛がきた、どうも食当たりらしい「こんな時は腹の中の悪いもの出してしまうに限る」起き出してトイレへ、1時間近く粘るもキレが悪くシブる。最後は水様便になるが、それ以上出そうもないので寝床へ。朝方近く、堪えきれず再度トイレへ、便座にすわると上へ込み上げてくるものがあり、危うく戻しそうになったが かろうじて戻さず済んだ。よく「下痢・嘔吐」というが、自分はこんなのは初めて
翌朝の食事はヨーグルトと飲み物程度。ともすると、まだ時々シクシクするので昼抜き飲み物だけ、夜はポタージュを少し。翌日もそんな感じの食事でシクシクも治ってきたかと思ったが、何か固形物を食べると消化器が反応する。ここで初めて思い至る「若い頃はトイレへ行って出すものを出せばそれでスッキリ治った」「その後も、絶食すれば治ったのに、今回は長いぞ」「そうか、84歳ともなると消化器の炎症が治まるには、かなり時間がかかるようになるんだ」と。まあ、食べると少しシクシクするのと便がまだ緩いだけなので、気長に養生するか
この間の散歩は、休止あるいは1キロちょっと。食べない割には体力はそう落ちてはいない。時々の絶食は、むしろ身体に良いって感じ、筋力低下だけは気をつけて
75歳を過ぎ目立ってきた腹の膨らみ、食事など色々気をつけてもなかなか減少せず苦労していました。1、2ヶ月前から それが胃を圧迫するようで、ちょっと食べると胃が膨らめない感じもあります「内臓脂肪だけでなく、こりゃあ、もしかして肝肥大もあるんじゃないの」
しかし20数年前経験した脂肪肝の時は、好きだった酒も全く飲めなくなり肝障害の症状明らかだったのですが、今のところアルコールはまあ飲めているし、先月の血液検査でもそのような兆候は出ておらず肝障害は無いかなと。これ以上進むようならこの間の消化器内科で腹部の超音波あたり調べてもらうかなと思っていました。
そこへ前述の食当たり、数日間の絶食・減食。体重は1キロしか減っていませんが、腹部がずっと楽になってきた感じ。まあ内臓脂肪の減少だけかも知れないのですが、感じとしては肝肥大があって、その減少もあるのではないかなと
気がつくと、食べてないのに体調が極めて良くなった「こりゃあ、良いわ」。食当たりをしてから数日、全国を襲う線状降水帯や豪雨が続き、歩きに出ることができませんでした。そうして6日目ようやく雨のない朝、歩きに出てみました。やはり好調です。いつもは2キロ前後で必ずベンチ休みですが、雨上がりとあって濡れたベンチには座れない。散歩の中間地点に軒下の濡れないベンチがあるのですが、何と撤去されてる「長年この店先にあったのに、何故?」。そんな訳で全くベンチ休みや立ち止まって脚の疲労回復をはかることなく、5キロ歩き通すことができました。やはり体調が良い証拠、このまま維持したいけど、できるのかなあ
最近亡くなった岸惠子さんのインタビュー、岸さんは私の丁度10歳上。戦時中は横浜に居たそう、空襲警報で見上げると五月晴れの真っ青な空に、キラキラ銀色に光る米軍爆撃機 B29 の大群。他の人も言っていたが「青空を泳ぐ若鮎の群れのよう、それは綺麗だった」。母親に言われ水に浸した布団を被り防空壕へ、しかし防空壕は土を掘っただけの即席「ここに居たら死んじゃう」と、止める大人を振り切って外へ。「死ぬなら高い所が良い」と木に登り、自分の家が焼夷弾の直撃で焼け落ちるのを見た。防空壕に入っていた子供達や引率者は、直近に落ちた爆弾の爆風などで全員亡くなった。それ以来「自分は子供を辞める」「自分のことは自分で決める。大人の言うことは聴かない」と心に決めた。
ひょんなことから女優になり「有楽町で逢いましょう」で有名になり、どこへ行っても騒がれる。たまたま来日したフランスの監督で医師イブ・シャンピ氏とともに当時簡単には行けなかった海外、フランスへ渡り結婚、頂点にあった女優の座をあっさり捨てて。若い彼女、知る人が誰も居らず言葉も全く通じないところへの不安は感じなかった
「死ぬ時は『元気でいきなりバッタリ逝くのが良い』と言う人がいますが、私はいきなりバッタリはイヤ。せめて4、5日かけ『ああ、こうして死んでいくのか』と感じていきたい」。なるほどね、私も「いきなりバッタリ派」ですが一理あるな。私も「自分の置かれた状況を味わいつつが好き派」ですからね。胃カメラが喉から食道を通り胃に入っていくのを感じていたのに、最近は麻酔され何もわからず終わるのはつまらないなと
他にも色々興味あるエピソード伺いましたが、共通するのは岸さんの「思い切りの良さ」「熟慮の前に行動」それでいて「結果が悪くても後悔は余りしない」「楽天的なところ」。これって私の性格にも通ずるなあ、私は「今から考えれば、もう少しよく考えてから行動した方が良かったかも」と思うこともありますが
SNS などの広がりは、色々な分野に大きな影響を与えています。私も数年前から新聞をとるのをやめネット・ニュースだけになっていますが、最近ちょっと気になっていることがあります
ネットで TV の連続ドラマの内容や世間の評判など取り上げるのが目につくようになりました。最初は気にもしなかったのですが、特定の番組だけが詳細に語られたりするのを見るうち「あれ?これって、意図的に特定の番組の人気を操作しているよね」と思うようになりました。実際、意図する・しないに拘らず結果的には操作になっているはず
さらに最近目につくようになったのは「今年の夏ドラで人気の上位3つ」とか逆に「視聴率の上がらない番組3つ」とか。私も毎回楽しみに見ているドラマが「人気低迷の番組」のレッテル貼られている。どう考えても特殊な内容ではなく、広い年代層が毎回展開を楽しく見られそうに思えるし、映像の撮り方も色彩・画面などもとても美しく構成されているもの
誰がどういう意図で操作しているのか深くは知らないが、特に低評価をつけられた俳優さんや製作陣の方々は、とても気の毒だなあと思っています。このようなことは色々な分野で行われているはず。特に政治など、われわれ国民の生活を左右する情報操作には、皆んな自分で心して対応する必要があります。
大事なのは「他人の評価を参考にはするが、最終的判断はあくまで自分の頭でよく考えて」に尽きる。自分の頭で考えず、安易にネット情報に依存し即断する人が増えていくのを、とても危惧しています。特にこれからの「AI などは人心の操作に極めて長けてます」からね。
マスコミなどが何かというと口にする戦争反対、「戦争は、自分の頭で考えず他人(マスコミやネットに注意)の言うことにそのまま乗ってしまうことからこそ引き起こされる」ということ
こうして文章を書いていると、一瞬画面が真っ暗に。この症状、数日前から時々あり Mac mini の劣化?とも思ったのだが、どうもディスプレイの方らしい。さっきは、画面瞬断の前に一瞬、画面に微かな横線が入った。
同じような症状でお亡くなりになったのは iMac 27inch。このマシーン 27 インチの大画面でお気に入りだったのだが、東日本大震災で書斎のデスクから転げ落ち、大画面のガラスに大きなヒビ。透明ガムテープを貼ってしばらく使い続け、だいぶ経てから修理に出した。画面が大きく美しいのでお気に入りのマシーンだったが、購入して8年目に時々画面に横線が現れたり瞬断するようになり、2018年 惜しまれつつお亡くなりになった。以来、iMac は購入することなく、Mac mini + 外付けディスプレイを使っている。この方が経済的負担が少ない
今回の画面瞬断、すこし様子を見ることにしよう
9月末だというのに綺麗に咲いてる朝顔を見つけました